観察する
特別な遠征だけでなく、庭や道ばたの“今日”に目を凝らす。
WHAT IS KOMORO DIARY?
「小諸日記」は、写真家・海野和男が1999年から続けてきたデジタル昆虫記である。 主な舞台は長野県小諸市。庭先の蝶、葉の裏の幼虫、季節を知らせる花――足もとにある小さな変化を、写真と飾らない言葉で届けてきた。
一日分は、ほんの数分で読める。けれど日々を重ねて眺めると、虫の発生時期、季節の揺らぎ、撮影機材の変化、そして一人の写真家の歩みまでが立ち上がる。 図鑑ともニュースとも違う、時間そのものを収めた自然史のアーカイブだ。
海野和男のプロフィール特別な遠征だけでなく、庭や道ばたの“今日”に目を凝らす。
短いコメントが、生きものの行動や撮影時の驚きを手渡す。
同じ場所を見続けることで、変わる自然と変わらない営みが見える。
26 YEARS, DAY BY DAY
2025年、掲載先の終了により、26年分の記録は失われかけた。 しかし「もう一度読めるように」という人の思いがつながり、写真と言葉は新しい場所へ受け継がれた。
1990
浅間山麓の里山を拠点に、身近な昆虫と季節の変化を見つめる日々が始まる。
011999.02.10
デジタルカメラで捉えた一枚に短い言葉を添え、自然の“今日”を届ける連載が始まる。
022025.06
掲載先「環境goo」の終了を前に、2万件を超える写真と文章を未来へ残す動きが始まる。
03NOW
多くの人の思いと技術に支えられ、膨大なアーカイブは新しい場所で再び読めるようになった。
04EXPLORE THE ARCHIVE
日付から、名前から、気になるテーマから。 膨大な記録に決まった読み方はない。今日の自分が惹かれる入口を選んで、自然の時間へ入ってみよう。
THE EYE BEHIND THE DIARY
海野 和男 UNNO KAZUO
1947年東京生まれ。昆虫行動学を学び、フリーの昆虫写真家として活動。 主なフィールドは長野県小諸市とマレーシアで、熱帯雨林の昆虫、とりわけ擬態をライフワークとしてきた。
1990年に小諸へアトリエを構え、1999年から「小諸日記」を開始。 子ども向けを中心に150冊以上の著作があり、写真とことばで生きものの不思議を伝え続けている。
公式プロフィールへPASSING IT FORWARD
記録を救ったのは、
技術と、ひとつの恩返しだった。
幼いころ、海野和男の昆虫写真に胸を躍らせた一人のIT技術者がいた。 時を経て本人と出会い、2025年には存続の危機にあった「小諸日記」の復活を支えることになる。 子どものころ受け取ったワクワクを、次の世代へ手渡すために。
カナメによる復活のコラムを読むONE PHOTO. ONE DAY. ONE DISCOVERY.
まずは、気になる一日をひらいてみてほしい。 そこには名前を知らなかった虫や、見過ごしていた季節の合図が待っている。
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